酵母の力で毎日イキイキ
酵母のあれこれ
自分で作れる酵母
酵母は、自然界(空気中・土壌・海中)のどこにでも存在していると言われています。とくに果実や野菜、樹液、野菜などの葉の表面にくっついているので、この酵母を取りだし、天然の酵母液として自家製パン作りに生かしている方々もいらっしゃいます。
一番手軽にできるのは、イチゴを利用した天然酵母液つくりです。まずイチゴと、水(市販のミネラルウォーターでも水道水でも可)、砂糖、酵母液(500ccくらいのガラス瓶)を入れる容器を用意します。イチゴは水で洗い表面の汚れを落とします。
イチゴのヘタをとって予め用意した容器にイチゴを入れます(この時、容器は煮沸消毒しておきます)。その上から砂糖(大さじ1杯程度)と水を加えて蓋をします。その後数日間、一日に何回か容器を振り、蓋をとって空気に触れさせます。最初は透明だった水が、だんだんピンク色に変化し約2日経過すると、水の表面に泡が浮かび、イチゴの甘い香りがします。
その後イチゴの色素が抜け表面が白っぽくなると、アルコール臭が漂い始めます。約5日後に、イチゴの酵母液が出来上がります。中にいれたいちごは役目を終えましたので漉して、酵母液だけにします。このとき、いちご以外にもレーズンやりんごでも酵母液はつくれます。また自分の家でつくる場合は、温度管理に気をつけましょう。
40℃以上になると酵母は死んでしまいます。また夏場は気温が高いため雑菌の繁殖に気をつけて、酵母液は冷暗所に置いておきましょう。酢のような鼻をつく異臭がした場合は、雑菌が繁殖しているので酵母液は作りなおしましょう。 酵母液をつくる素材に応じて、様々な香りや味が楽しめます。