酵母の力で毎日イキイキ

酵母の活躍の場

化粧品

驚くことに、酵母の活躍は化粧品の分野にまで及びます。基礎化粧品で一番大事なのは「保湿」です。「杜氏(お酒を作る人たち)の手は白く、皮膚の表面がきめ細かくみずみずしい」と言われてきました。

ずっと冷たい水に触れるため、手荒れでも起こしそうな杜氏の手が潤いに満ちて美しい、と言われてもすぐに理解できないことです。けれども研究の結果、その理由は、お酒造りに欠かせない酵母のもつ栄養分にあったことが分かりました。

酵母の様々な栄養分、ミネラルやアミノ酸が肌に潤いを与えるのはもちろん、酵母が発酵する過程で作られる天然保湿因子が人間の皮膚細胞に近いため、肌に馴染みやすく保湿効果も高いと言われています。

また天然保湿因子は、乾燥する季節に自然に減少したり、洗顔力の強い洗顔料で顔を洗い続けることでも、また加齢によっても徐々に減少するため、肌がカサついたときには外部から補給する必要があります。人間の皮膚細胞に近いものであれば、無理なく浸透し、高い保湿効果も期待できます。また杜氏の肌が白い、ということでお分かりになるかと思いますが、美白効果もあります。

それから化粧品に配合される酵母エキスですが、酵母にも様々な種類(ビール酵母や黒酵母など)がありますが、シャンパン酵母が一番保湿効果に優れているようです。酵母エキス入り化粧品は、化粧水・乳液・美容液・クリーム・洗顔料・クレンジングなどに配合されています。酵母自体は自然なものですので体には安全ですが、発酵食品に対してアレルギーがある場合は、購入する前によく検討してください。