酵母の力で毎日イキイキ
酵母の活躍の場
薬
酵母(乾燥酵母)はその成分が大変有効なため、薬としても活用されています。酵母にはパンつくり使われるイースト菌や、ビールの醸造に使われるビール酵母などがありますが、胃腸薬の成分として使われるのはビール酵母です。
ビール酵母はビタミン群やタンパク質、食物繊維、ミネラル、核酸などを中心に様々な栄養が含まれており、またマルターゼやラクターゼ、リバーゼなどの消化酵素も含まれており、これらの栄養分を補給することにより健胃効果、食欲の増進、代謝機能の促進、整腸、肝機能強化などの効果が期待できますし、豊富な栄養分は滋養強壮の効果があります。
また血糖値の安定と、コレステロール値の低下にも効果があるとも言われています。このように優れた効果があるビール酵母ですが、他の薬との飲み合わせが問題になることがありますので、他に服用している薬がある場合は薬剤師に相談した方が無難です。
抗うつ剤や抗結核薬との飲み合わせはとくに注意が必要です。またアレルギーのある方は、服薬によりアレルギー症状が出る場合があります。事前に医師や薬剤師に相談しましょう。通風の方も服用は避けた方が良いでしょう。
乾燥酵母は成人の場合一日5グラムから10グラムを3回食後に服用します。乾燥酵母は吸湿しやすいので、一度開封した場合、以後は乾燥した涼しい場所に保管しましょう。副作用はありませんが、乾燥酵母を多く摂りすぎると、お腹がゆるくなることがあるようです。副作用や注意点はありますが、ビール酵母は大変優れた栄養分の宝庫です。服用する機会があるなら、注意点に留意しながら積極的に利用しましょう。