酵母の力で毎日イキイキ

病原菌と呼ばれる酵母

カリニ原虫

カリニ原虫、またはニューモシスティス・ジロヴェチとよばれる真菌も、病原菌と呼ばれる、人間に害をあたえるものです。このカリニ原虫(ニューモシスティス・ジロヴェチ)はカリニ肺炎(ニューモシスティス肺炎)を引き起こす原因菌です。

このニューモシスティス・ジロヴェチですが、ほとんどの人が保菌していると言われ、体の抵抗力や免疫機能が落ちたときに菌の増殖を抑えることが出来なくなり、肺炎を引き起こします。ですから、健康な人がこのカリニ肺炎(ニューモシスティス肺炎)を起こすことはほとんどありません。

AIDS患者が発症する病気として有名ですが、化学療法を行っていたりステロイド剤を長期に服用している場合など、何らかの理由で免疫機能が低下している場合に発症します。症状としては痰を伴わない乾いた咳、発熱、呼吸困難、息苦しさなどがあげられます。

。検査としては喀痰(痰)検査・血液検査・動脈血ガス分析・画像診断(胸部レントゲン・胸部CT)などで判断します。胸部レントゲンでは、すりガラスの様な陰影が見られます。治療薬や治療法は確立されていますが、治療しないまま放置していると高い確率で命を落としてしまう非常に怖い病気です。

カリニ肺炎(ニューモシスティス肺炎)は基本的に、健康な人が発症する病気ではありませんが、風邪がいつまでも治らない、ずっと咳がおさまならい、胸が苦しい、発熱したままで体力が落ちていく、などの症状があれば念のために医師の診察を受けましょう。