酵母の力で毎日イキイキ
酵母について
酵母とは
酵母とは一つの細胞からなる(単細胞)真菌類の総称で、英語ではイースト(yeast)と呼ばれています。一般的に酵母は、酵母の中の出芽酵母と呼ばれる種類の中の「サッカロミケス・ケレウィシレ」を言います。
酵母は外部にある有機物から必要なエネルギーを作り出すために、糖を(二酸化炭素)と(アルコール)に分解します。これを「発酵」と呼んでいます。この発酵の恩恵を受けることで、私たちは今日、多くの発酵食品を口にすることができるのです。発酵食品の代表的なものは「ビール」「パン」「日本酒」「醤油」「味噌」など、私たちの生活に密着したものばかりです。
しかし、こんなすごい仕事をする酵母もその大きさは実に5~10ミクロン。1ミクロンは1mmの千分の一ですので、どんなに視力のいい人でもその姿を肉眼で捉えることは出来ません。この酵母を世界で最初に発見したのはオランダのアマチュア生物学者「アントニ・ファン・レーウェンフック(1632~1723)」それは実に250年以上昔のことです。
この人物が、歴史上初めて(手作りの)顕微鏡を使って微生物の世界を見たと言われており「微生物学の父」として知られています。その後パスツールが、酵母菌の純粋培養を世界で最初に行いました。
顕微鏡でなければ見えない酵母の世界ですが、実は酵母は、果実(苺やブドウ、バナナなど)やハーブ、花蜜(蜂蜜)、玄米など、私たちの身近にあるものに付着しています。酵母は空気中の埃にくっついて浮遊する性質があるのです。また意外ですが、海水や淡水の中にも存在しています。