酵母の力で毎日イキイキ
酵母によって作られる食品
パン
パン酵母によってつくられるパンですが、現在、ヨーロッパやアメリカだけではなく、アラブやインドなどでも主食、または準主食として親しまれています。パンの起源は非常に古く、7000年から8000年以上昔にさかのぼるといわれています。
当時のパンは酵母を使わず、ただ生地をこねて灰の中で蒸し焼きにしたり、インドのナンのようにカマドにはりつけて焼いただけのシンプルなものだったようです。その後何かの偶然から、発酵させ焼き上げるパンが生まれ、その製法がエジプトからギリシアに伝えられると専門のパン職人が登場し、パンは量産されるようになりました。
日本にパンが伝わったのは戦国時代。鉄砲やキリスト教とともに日本に伝来したと伝えられていますが、その後キリスト教が禁止されてからは、公にパンづくりが行われることはありませんでした。その後鎖国が解かれると日本でもパンつくりが始まり、日本で最も古いパン屋「木村屋総本店」が銀座に開業すると、日本独自の「あんぱん」が発売され、たちまち大人気となりました。
また第二次世界大戦後、食の西洋化によりパンはすっかり定着しました。日本では、ジャムパンやメロンパンなどに代表される菓子パンや、パンの中にハンバーグやコロッケなどの具を入れて作られる惣菜パンのバリエーションが増えました。現在、パンの種類は世界中で数百種類とも言われ、その正確な数字は掴めていません。
けれどもパンを使う原料で分類すると、ライ麦を使う「黒パン」と小麦粉を使う「白パン」に、さらに製法で分類すると平らに焼いた平パン、それから酵母で発酵させて焼く発酵パンに分けられます。