酵母の力で毎日イキイキ

酵母によって作られる食品

醸造酢

お酢は塩に次ぐ古い調味料といわれ、起源前5000年前のバビロニアで、ナツメヤシや干しぶどうからお酢がつくられたという記録が残っています。日本には5世紀初頭、応神天皇のころに、酒つくりと前後して中国からその製法が伝わったと言われています。

このお酢は、酒との関連性があり、条件が揃うと、酒は自然にお酢に変化します。酒を酢酸発酵させたものがお酢になります。日本でのお酢の製造方法は、発酵法と合成法の2種類があります。発酵法は食用酢、合成法では工業用のお酢を製造され、発酵法も静置法(伝統製法)と連続法(大量生産)の2種類に分類されます。

伝統製法でお酢をつくる場合は、最短でも2ヶ月かかり、さらに長期熟成が必要な場合もあるため、製造に時間がかかります。時間がかかる代わりに、桶の中で熟成がすすみ味に深みや旨み、コクが生まれます。ただ、この方法では大量生産が出来ず、結果的に出来上がった商品が高価になります。

大量生産向きの製法では酢酸濃度の高いお酢を短時間で製造できるため、安い価格の商品を大量に作り出すことができます。味わいは淡白ですっきりしたお酢になります。 お酢には食欲増進や疲労回復、殺菌力があり保存性を高める効果、タンパク質の消化を助ける効果など数々の効果があります。

また調理に利用するだけではなく、飲むお酢として黒酢やりんご酢、トマト酢をベースにして、はちみつやぶどう果汁やレモン果汁を加えて飲みやすくしたものがあります。お酢独特の匂いが苦手、という方にも気軽に飲める飲料になっています。