酵母の力で毎日イキイキ
酵母の種類
パン酵母
パン酵母は、パンの生地を二酸化炭素の力で膨らませる働きをします。パンに利用される酵母はパン生地の含まれる糖類をアルコールと二酸化炭素に分解します。そこで生成された二酸化炭素がパン生地の中でたくさんの気泡になって、パンをふっくらと膨らませるのです。
自然界にはたくさんの種類の酵母がありますが、その中でもパン作りに適した酵母を選別して培養したものが「パン酵母」です。このパン作りに適した酵母を「イースト」と呼んでいます。この酵母なしに、パンを口にすることは出来ません。
ホームベーカリーの普及にともない、自家製のパンを作ることが注目されています。パンつくりには発酵力の強いドライイーストや、さらに予備発酵の要らないインスタントドライイーストなどを利用してパンを焼き上げることができます。けれども、本格的に研究されている方は、自分自身でりんごやイチゴ・人参や酒かすなどを使い、天然酵母液を作り、それを元にしてパンを焼きあげています。
この方法は、自然本来の風味やあじわいが感じられる反面、雑菌が繁殖する危険性、酵母の温度管理に気を配らなければならない点、上手に生地が膨らまないことがあるなど、初心者にとってはとっつきにくい面があるようです。それでも自然そのものを楽しみたい方にとっては、大変魅力的な方法です。
酵母からつくることが難しいけれども、天然酵母パンを作りたい、という方には、また天然酵母を顆粒状の乾燥酵母に商品化し、使いやすくしたものも販売されています。酵母を培養する過程で、添加物が加えられているのが気になると言う方は、この天然酵母を乾燥したものを使っているようです。ただ、ドライイーストにも無添加のものはありますので、気にならなければドライイーストを使っても構いません。